毎週日曜夜、謎とき冒険バラエティーと題した人気番組がある。

若手を中心としたお笑い芸人が世界各地に出むき、雪山に登ったり、バンジージャンプをしたり、サーカスに飛び入り参加したり等、体当たりの海外ロケがウリで、マーニも大好きな番組だ。


ところが、ここ2年ほど、コロナで海外ロケができなくなり、国内ロケに切り替わった。


国内ロケでも十分面白いのだが、どうも以前の海外ロケの方がダントツに面白いように感じる。


なぜだろう?


お笑い芸人達は国内ロケでも、もちろん一生懸命ロケを行っているのだが、ずっと不思議だった。


海外に行くということは、すぐには戻って来れない場所に出向くこと。それはもう一瞬一瞬がアドベンチャー。


海外旅行に行ったことのある人はわかると思うけど、慣れないタクシーに乗り込み、外国語を繰り出しながら行き先を伝えるのは、滝汗。指差しで注文した食堂は、予想とは全然違う料理が出てくるのもしょっちゅう。スリルと冒険の連続。日本を離れ自分という人間を表現することは、大変な努力と緊張感が発生するんです(だからこそ外国旅行は面白いんだけど)。


その努力と緊張感を自分達視聴者は知っているゆえ、異国に赴いた芸人達を応援する気持ちがグッと高まる。外国人に英語が通じない芸人に、心の底から笑えるのは、自分も全く同じ体験をしてきたから!


それが日本ロケだと「あー、ここ行ったことある」「あそこなら(ロケ班は)一泊して新幹線で帰ってくるんだろうな」と安易に想像できてしまう。緊張感ゼロ。


国内ロケがいまいち面白くないのは、芸人が悪いのでなく、見ているこちら側の緊張感が足りないことだと気がついた。


この2年、海外旅行に行けず、自分も早くあの緊張感を味わいたい。冒険がしてみたい。


番組の海外ロケが、早く始まることを切に願ってます!
 



#今日のバリ島1枚


「バリ島のスタバ」

海外で日本でも知ってるチェーン店に行くとホッとしませんか?


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