タイでお土産として商品を購入すると、外国人なら消費税分が戻ってきます(VAT Refund)。VATリファンドの条件についてはこちらを読んでもらうとして具体的にどうすればいいのでしょう? VATリファンドについて書かれたウェブサイトは数多くありますが、細かい条項が多くわかりづらい!そこで、時々使うマーニから、VATリファンドのキモを説明させて頂きやしょう。 ●どういう風にお買い物するか? 消費税分が返ってくるといったって、セブンイレブンでジュース1本買ったのでは戻ってきません。ポイントは、セントラルワールド、パラゴン、エンポリアム等大きなデパート、またはジム・トンプソンのような有名店で買い物することです(その店がVATに登録店である必要がある)。 VATリファンドには2,000バーツ以上の買い物が必要ですが、一人で2,000バーツ以上購入しないという場合、複数人で領収書を合算することができるので、人数まとまって買い物に行くのも手です(還付手続きは代表者1名にする)。 ●同じ店で1日以内に2,000バーツ以上の買い物をする 買い物をしたら、その店でVATリファンド用の書類を作成してもらう必要があります。作成には1日に2,000バーツ以上買い物をする必要があります。また書類は、買い物当日に作成してもらう必要があります(後日行ってもだめ)。 大型デパート、有名店には、この作成用部署がありてきぱきと作成してくれます。慣れてない店だと、作成にえらく時間がかかるので、VATリファンドを狙うなら上述の大型店、有名店です。作成には帰りの飛行機の便名、パスポートが必要なので忘れないように(コピーでオーケーです)。 ちなみに食料品、飲食、チケットの購入等は還付の対象になりません。あくまで物品の購入です。 マーニの心のデパート、セントラル・チットロムは最上階にカスタマーセンターがあり、そこで書類を作成してもらえます。書類作成者が多いので混んでるときは15分くらい待たされます。
閑話休題: 高い店、有名店で買い物をするというと「タイに来てそんな高いものなんて買うわけない」「私はチャトチャックで買い物するからデパートなんか行かないもん」と言う人がいますが、実際どうでしょう? バンコクで携帯電話を買おうと思ってる人なら、よくわからないMBKの店より、ちゃんとしたものを売っているデパートで買ったほうが、高くはなりますが安心という見方もできます。品質ががよくわからないアロマオイルを、道端の屋台でちょこちょこ買うくらいなら、きちんとした店で買ったほうが結局はお得という見方もできます。夫婦二人でジムトンプソンに、双方の両親のネクタイとスカーフを買いに行ったらたちまち2,000バーツ以上いくでしょう。 マーニは、MBKでももちろん買いますが、ちゃんとした靴はバンコクのデパートで買います。日本にはないデザインやブランドがあるしセールをやっている時もあるからです。少々お高くなりますが、ちゃんとした靴は長く履くことができ、結局はお得です。 VATリファンドというと大げさに聞こえますが、意外に使う価値があるというのがマーニのこれまでの経験です。
●空港で立ち寄りポイントは2箇所 1.作成してもらった書類を、最後帰国する日に空港に提出し、還付を受けます。まず最初に、イミグレに入る前、空港出発階にVAT事務所があるのでそこではんこをもらいます。まだここではお金は受けとれません。買った商品を見せる必要はありません。 P1150609.jpg 2.イミグレを通過し、飛行機のゲートに向かう途中、つまり免税品が売ってるフロアにVAT還付所があるので、さきほどのはんこをもらった書類を提出すると、お金が戻ってきます。 P1150611.jpg 戻って来たお金で、コーヒー飲んでもいいし、おみやげ追加で買ってもいいし、ちょっと得した気分です。